アイドルグループ・King&Princeの最新シングル「ツキヨミ/彩り」がミリオンセールスに達したことを12月5日、ニュースサイト「スポニチアネックス」や「ORICON NEWS」などが報じた。
一連の記事によると、同シングルはメンバーの平野紫耀、岸優太、神宮司勇太が来年グループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所すると発表した直後となる11月9日に発売。初週で79万2000枚を売り上げ、自己最高記録だったデビュー曲「シンデレラガール」の初週売り上げ枚数57万7000枚を大幅に上回るスタートダッシュ。その後、12月4日付のオリコンデイリーシングルランキングで1万7000枚を売り上げたことで累積売り上げが100万1000枚となりミリオンを達成。同グループでのミリオンセールスは初となり、今年度のシングル作品でも初だという。
ネット上では、《おめでとう! 全種類買いました!》《ファン頑張ってたよ。キンプリよかったね。最後までキンプリらしくかっこいいままでいてください》《一人当たりの購入枚数が多いんだよね。オタク頑張ったね》などメンバーだけでなくファンも讃える声が続出している。
「これまでのKing&Princeのシングルは1stの『シンデレラガール』の記録を超えられず、売り上げ枚数は40万~50万台で留まっていました。今作と『シンデレラガール』を除けば最高は20年のシングル『I promise』で61万5000枚。ここにきて急激に売り上げ枚数を伸ばしたのは間違いなくメンバーの脱退報道が影響しているでしょう。というのも16年、アイドルグループ・SMAPに解散騒動が持ち上がった時、解散阻止を望むファンの間でシングル『世界に一つだけの花』の購買運動が自然発生的に起きたことがあったからです。当時は結成25周年に花を持たせたいという思いもあったと見られています」(芸能記者)
今回も脱退騒動に揺れるKing&Princeに花を持たせて、あわよくばメンバーの脱退を今からでも阻止したいという思いがファンの間であるのかもしれない。
(柏原廉)