4月30日、黒木メイサが芸能事務所「スウィートパワー」を退所した。黒木は今後、海外での活動を目指していくという。
「黒木は退所の当日、自身のSNSで『19年間お世話になった所属事務所の方々に温かく送り出していただき、次なるステージへ向けて動き出すべく退所することとなりました。これまで携わってきてくださった関係者の皆さまには心から感謝申し上げます。今後は多方面での作品作りや、様々な発信をしていきたいと思っております』と報告。今後は海外を拠点に活動していく予定のようです」(芸能記者)
黒木が退所した「スウィートパワー」といえば、かつては堀北真希、桐谷美玲、KARAの知英、南沢奈央など人気女優が多数在籍し、“女版ジャニーズ事務所”とも呼ばれていた。しかし2017年、看板女優だった堀北真希が結婚で引退。さらに21年、事務所社長のタレントへのハラスメント疑惑(のちに事務所側が否定)が報じられて以降は、女性タレントだけでなく、岡田健史(現・水上恒司)や高杉真宙など、男性部署からも退所が相次ぐことに。
そして現在、同事務所に残っている人気女優は、2人だけだという。
「現在、『スウィートパワー』に所属している有名女優は内山理名と桜庭ななみの2人だけで、あとは世間的にまだ無名の十数名の俳優のみとなっています。内山は21年に吉田栄作と結婚から仕事をセーブしているのか、昨今の活動といえばBSドラマに出演した程度。一方、桜庭は映画、ドラマ、実写テレビゲームなど多方面しているものの、事務所の終焉イメージが広がっているため、2人に対しネットで『内山さんや、みなみちゃんも事務所を辞めたりするのかな?』と今後を心配する声もあがっています」(前出・芸能記者)
退所ラッシュの中、はたして「スウィートパワー」は、内山や桜庭に並ぶ女優を生み出せるだろうか。