立ちっぱなしで仕事をしていて疲れがたまり、「足裏が痛い……」と感じることはありませんか? 不調を防ぎ、痛みを感じてもケアで整えやすい状態にするために、次のようなことを試してはいかがでしょうか。
■姿勢を正す
偏った姿勢は、体重を集中させることでさまざまな部位に負担をかけてしまいます。極端に胸を張る必要はありませせんが、力を入れ過ぎずに調整できる“自然なまっすぐ”を目指しましょう。足の外側や内側、指先ばかりに体重がかからないよう、偏りに注意して姿勢を整えることが大切です。
■足裏サポーターを活用する
正しい姿勢をつかむのにオススメなのは、足裏サポーターを使用することです。“どの部分に体重を乗せるといいか”を感覚的に知ることができます。サポーターを使用しても癖が抜けず、姿勢が改善しない場合などは逆に痛みを招く可能性もありますので、使用してみてフィットするものを快適に歩ける使い方で使用しましょう。痛みや疲れを過剰に感じる場合は使い方が間違っている可能性もありますから、専門家に相談するのもよいでしょう。
■フットケアで疲れを癒やす
お風呂で湯船につかっているときや入浴後など、体が温かいうちにストレッチやマッサージでケアすると、血行を促進させて疲労回復の働きをスムーズにしやすくなります。足首を大きく回したり足指を開いたりするなど、手軽なストレッチから始めるのがオススメです。
姿勢や負担の偏りだけでなく、負荷の大きなスポーツや長時間の立ちっぱなし・歩きっぱなしによっても足裏に不調を感じるケースがあります。疲労回復をサポートしながら、痛みがないか変化がないか、よく観察して必要に応じて専門家に相談しましょう。足を労わる習慣作りで、快適な毎日に整えてくださいね。
(Nao Kiyota)