さすがは芸能界の最大派閥・吉本興業。お笑いコンビ・野生爆弾のくっきー!によると、同事務所には年収が1億円を超える「億プレーヤー」が11人も在籍しているというのだ。
5月28日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)。この日の放送では、くっきー!や、元松竹のみなみかわ、芸歴9年目の若手コンビ・9番街レトロのなかむら☆しゅんらで、下積み時代の収入事情についてトーク。芸人の世界では、本業のみでの月収が3万円を超えるかどうかが一つの基準値だといい、なかむらは「6年目とかですかね。全然最近です」「一般の方はスゴいとは思わないと思いますけど、ボクは誇らしげでした。同期に。(比較的)早かったですから」とスムーズに売れても6年はかかってしまうという。
デビューからおよそ20年を松竹で過ごしたみなみかわに至っては「3万円を(毎月)安定して取れたのは、たぶん15年目とか。全然、ゼロとかもありますし、地獄の15年」と相当な時間を要したようだ。
しかし、根気よく芸を磨き、時代の波に乗ることができれば、一気にスターの階段を駆け上がっていくのがお笑い界。くっきー!によると「吉本には億プレーヤーが11人いる」といい、「誰かが抜けたら、また1人入ってくる。だから、わかるよ、誰が億をもらってるか。上から順番に売れてる人を勘定したらそれが億(プレーヤー)や」と吉本の裏話を披露した。
「“嘘かホントかわからない”くっきー!の暴露トークではありますが、リスナーの間では、これを発端に『11人の億プレーヤーが誰か?』との推察合戦がネット上で勃発しています。彼の言う『上から順番』との表現が年功序列や芸歴を意味するのか、シンプルにテレビ出演回数を示す実力主義を指すのかは微妙なところですが、明石家さんまやダウンタウン、今田耕司、東野幸治、博多華丸・大吉らベテラン組は確実と見て間違いないでしょう。そこに、現在の超売れっ子である麒麟・川島明、千鳥、かまいたち、チョコレートプラネット、霜降り明星、南海キャンディーズ・山里亮太、EXITらがどれほど食い込んでくるのかが肝ですね。ただ、“お笑い帝国”である吉本には、彼らの他にも安定した人気と実力を誇るナインティナインやフットボールアワー、千原ジュニア、陣内智則といった面々も在籍し、『11人どころでは収まらないのでは?』とする声も上がっています」(テレビ誌ライター)
ちなみに芸歴18年目の中堅コンビ・チョコプラの長田庄平は、昨年1月に出演したYouTube動画内で、先輩・ヒロミから「この頑張りで年収いくら欲しいの?」と聞かれ、「5億です!」と回答。これにヒロミが「1億円は超えてるってことね?」と確認すると、「1億円は(目標額として)つまらないというか、まぁ近いくらいは…」と「億プレーヤー」であることを示唆している。しかも、長田いわく「ボクの後輩は1億円稼ぐようになりました」とのことで、吉本には大量の「億プレーヤー」がウジャウジャと発生している可能性が高い!?
(木村慎吾)