主演の間宮祥太朗をはじめ、役者たちの演技は素晴らしいのにドラマとしてつまらないのはなぜか?とネット上で話題になっていた「ACMA:GAME アクマゲーム」(日本テレビ系)が6月9日に最終回を迎えた。視聴率で苦戦したこともさることながら、ドラマの原作となったマンガ「ACMA:GAME」の原作者であるメープ氏が5月21日に「今回は批判多めの感想になりそう」とわざわざ明記して投稿した第7話に対する率直なXへの感想投稿11本が注目され、プチ炎上状態になったとも伝わっている。どうやら、昨年10月期放送のドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の原作となったマンガを描いた芦原妃奈子さんが今年1月に急逝し、ドラマ制作サイドの芦原さんに対する不適切な対応があったのではないかとネット上で炎上したことと、メープ氏の「X」への感想投稿を「似たような事件」と勘違いしている人が少なくないようなのだ。
「メープ氏はドラマを視聴して感想を投稿しているだけなんです。なのに、ネット上では尾ひれの付いた状態で話題になっているため、メープ氏が日本テレビに対して文句を言っていると誤解している人が少なくないようです。まずはドラマを視聴してからメープ氏の感想投稿を読めば意味が通じるし、メープ氏がなぜXに11本もの投稿をしたのかがわかると思います」(女性誌記者)
第1話こそ5.7%だった視聴率は、第7話では2.9%まで落ち込み、第8話でなんとか3.2%に増加するも、第9話では3.1%となった「アクマゲーム」。ネット上にはドラマ視聴者と自称する人々から「CGキャラ好きとか間宮好きとか、そういう目的がないと厳しいドラマということはよくわかる」「CGキャラが出てくるたびに、出演者たちは何も見えないグリーンバックの前で演技してるんだろうなと、思いをはせてしまう」「間宮は演技が上手いのに作品に恵まれないから本当にかわいそう」「このままだと平均視聴率は3%台だろうね。世界配信されてるらしいけど、日本でこんなに不評でも世界ではウケてるの?」といった声があがっていた。
第10話の最終回放送後に映画化も発表された「アクマゲーム」。このことにも視聴者からは辛辣な声がネットに上がっているが、映画で様々なマイナス評価を一変させることができるか。