タレントの神田うのが10月5日放送の「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演、新人時代の“暴挙”を今さらながら反省している。
14歳という若さでモデルデビューを果たした神田。自由奔放な“タメ口”キャラでたちまちバラエティ番組から引っ張りだこになったが、本人としては「モデルとしてスカウトされたのに、なんでテレビなの?」と不満だったという。
事務所の社長からは“バービー人形のような女の子がテレビでしゃべっているのを見るのは面白い”と言われ、仕方なく従っていると、予想外のブレイク。ただ、タメ口が世間から叩かれたこともあり、「もう辞めたい。ファッションの方に戻りたい」と直訴したが、「いっぱいレギュラー決まっちゃったから」と却下されてしまったという。
「仕事が遊びの延長だった」という神田は「TBSの『王様のブランチ』もレギュラーだったけど、あれが毎週土曜日の朝。金曜日は夜から朝まで遊んで飲んでる。そこから眠いのに行って。VTR中、いつも寝ちゃってた」と生放送中に居眠りしていたことを告白。
なんでも当初より「辞めたい番組だった」というが、マネージャーやプロデューサーからは「そんなこと言わないで。遊びに来る感覚でいいからさ」と言われ、シブシブ続けていたというのだ。
「神田は1996年から97年までの1年間、『王様のブランチ』でレギュラーを務めました。当時は21、22歳の遊び盛りで、金曜夜に飲み明かすのは仕方ないとしても、本番中の居眠りはいただけません。それも1度や2度ではなく『いつも』というのですからね。特別待遇を許す周囲もいかがなものでしょうか。今回の告白を受けてネットには『遊びに来る感覚でいいからというスタッフもあんまり』『番組に出たい人なんていっぱいいたはずなのに』『これがまかり通る業界全体がおかしい』『今ならソッコーで降ろされる』などの意見が寄せられました」(テレビ誌ライター)
結果的にはわずか1年のみのレギュラーとなった「ブランチ」だが、同番組を卒業した直後の1998年に現在の夫と出会い、8年の交際を経て結婚。神田にとっては、土曜の朝を気にすることなく“オール”に専念できたことが、人生のターニングポイントになったのかもしれない。
(木村慎吾)