カレとの結婚が決まり、準備にワクワク、新生活を想像してドキドキ! なのに、急に婚約破棄を言い渡されたら!? そんなときの対処法をお伝えしますね。
■怒らず、まずは事情をしっかりと聞く
急に「婚約破棄したい」と言われたら、誰だって心穏やかではありませんよね。だけど、ここでキリキリ怒って「どうしてなの?」と責めたててもいい方向には向かいません。責めたい気持をグッと飲み込んで、まずはカレの事情をしっかり聞いてみてください。
■乗り越えて結婚できそうな課題なのかを判断する
ひと言で“婚約破棄”といっても、理由はさまざまあると思います。カレの家族や親族の身にトラブルがあって「正直、今は結婚どころではなくなった……」という場合。カレがあなたとの価値観の違いに気付いてしまった場合。他に好きな人ができてしまった場合等々。
それぞれの事情によって、あなたがどうしたいか、どうすればいいかも変わってきますよね。次の例を参考にしてみてください。
●カレの家族にトラブルがあり、あなたに迷惑をかけたくないという気持ちの場合
このようなケースなら、寄り添って助けてあげながら“待つ”という選択肢も考えられますよね。そのうえで“待った末にカレとやっていけそうか”を想定しながら結論を出しましょう。
●ふたりの価値観の違いを感じてしまっている場合
結婚準備をしながら「やっぱりやめておこう」と思うのはよくあることです。なぜなら、結婚準備中は普段より相手との価値観の違いに敏感になってしまうからです。それに、人は変化を怖がる生き物です。幸せになるための変化と思っても、「もしかして不幸になるかも……」と逃げ出したくなるときもあるのです。カレの価値観に寄り添いながら話すことで、解決できる場合が多いですよ。
●他に好きな人ができてしまった場合
これがいちばんやっかいで解決しにくいケースです。恋は盲目ですから、結婚が決まった“安心できる相手”よりも、“新しい相手”のほうが新鮮に感じてしまい、追いかけたくなるのです。カレの気持ちを取り戻すには、あなたの悲しさや辛さを冷静にしっかり伝えてみるしかありません。それでもダメならあきらめることです。結婚前から煮え切らない相手では先が思いやられます。きっぱり縁を切りましょう。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。