松岡昌宏主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)の第7シリーズが1月14日にスタートし、初回の平均視聴率は8.7%の好発進となった。
この日のゲストは、2024年12月6日に急逝した中山美穂さん。セレブな生活を送りながらも、姑との確執や冷え切った夫婦関係に悩みを抱える中、偶然再会した同級生の初恋の人に心揺れるウェブライター役で出演。同窓会のシーンでは、セーラー服姿も披露した。
そして、ドラマ終了後には、今作のドラマでのスナップショットが次々と流れた。その後、テーブルと椅子が一脚映し出され、そのテーブルの上に松岡演じるミタゾノがピンクのカーネーションを一輪、そっと置いた。そして「中山美穂さんありがとうございました」とのテロップが流された。
このシーンに視聴者からは「最後の美穂さんの笑顔溢れる映像と献花、泣けました」「テーブルに花を手向けるシーンを見て泣けました」「年明けに中山美穂さんの美しきコメディエンヌ?ぶりが見られるとは思わなかったので、始めから終わりまで食い入るように観た。中山美穂さん、永遠なれ」など、追悼の演出に賛辞の声があがった。
「松岡は、自身の芸能界入りについて『中山美穂と結婚するため』と、2018年10月10日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で、ゲストの中山さんの前で公言するほどのファンでした。1987年に放送されたドラマ『ママはアイドル!』(TBS系)で主演した中山さんを観てからのファンだそうです。『TOKIOカケル』で中山さんから『昌宏』と呼んでもらった時の松岡の表情は、恋する少年そのものでしたね」(テレビ誌ライター)
38年も思い続けた憧れの中山さんと自身が主演するドラマで共演できたことは、松岡にとって忘れられない思い出となったことだろう。