映画「無限の住人」で第70回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに姿を見せた木村拓哉が、記念撮影で「つま先立ち」をしていたという情報が流れた。
きっかけはネットに投稿された1枚の写真。木村を中心に三池崇史監督と杉咲花がレッドカーペット上でポーズを決めているシーンで、確かに木村が背伸びをしているように見える。あわせて“キムタクがカンヌの記念撮影で背を高く見せようとつま先立ちをして笑いものになった”との説明も。写真があったことで信憑性が増し、世間には事実として広がったが、結局はデマ。
「写真は、ユーチューブのカンヌ公式チャンネルが流した動画の一部を切り取ったものです。木村が両足のかかとを上げて正拳突きのポーズをした瞬間を切り取っており、それでいて手は下ろしているという絶妙のカット。かなりの悪意を感じますね」(週刊誌記者)
ところが、キムタク批判は収まるどころか、あらぬ方向に転がった。「つま先立ち」がウソだとわかっても、SNSには「あんなところで正拳突きするとかかっこ悪すぎ」「動画を見たけれど最高にダサい。日本がバカにされそう」と辛辣な意見が相次いだのだ。
「あの正拳突きは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の企画でカンヌを訪れていた出川哲朗に向けたものだったようです。木村にしてみれば出川に向けてサービスのつもりでやったことなのでしょうが、それを知らない人からは『唐突に正拳突きしてバカみたい』と思われてしまいました」(前出・週刊誌記者)
もはや何をやっても悪意にとられるキムタク。落ちたイメージを回復するのは並大抵のことではなさそうだ。