昨シーズン後半は、左股関節の疲労骨折に泣いたフィギュアスケートの宮原知子選手。日本女子選手のエースとして今季の復活が期待されるが、そんな彼女が昨年、GPファイナルの時に持って行ったという本が話題になった。
「中国春秋時代の武将・孫武の軍事思想について書かれた『超訳 孫子の兵法』という本を持参していたことがテレビで取り上げられ注目されたのです。勉強も頑張って学校の成績もよく、努力家でもある宮原選手ならではのチョイスですね」(スポーツライター)
そして今シーズン、宮原選手は新たな本を手にしているという。
「宮原選手が今季演じるのは『SAYURI』ですが、今はその原書『Memoirs of a Geisha』を英語で読んでいるそうです。難しい単語は辞書をひきながら少しずつじっくり読むことで、SPの『SAYURI』の世界をより深く表現したいと取り組んでいるのだとか」(前出・スポーツライター)
ブログによると、この本は子どもの頃、アメリカに住んでいた時に親友のお母さんからもらった本なのだという。たまたま今季、SPで『SAYURI』を演じることになったのも、何か運命的なものがあるのかもしれない。そしてその運命が、平昌五輪での快挙につながっていることを期待したい。
(芝公子)
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