そろそろ秋も終わり、気温・湿度ともに下がると、どんどん空気が乾燥してきます。そうなるといよいよ嫌~な「静電気」のシーズンが到来。セーターを着るときや、車やドアの取っ手を触るときにビリッとしびれる経験は、誰にでもあるでしょう。
そんな静電気、バチッと激しいのがくると「感電死しないか?」と不安になる人もいるでしょう。だけど静電気そのものは電流値がかなり低いため、感電して死ぬということはないといわれています。
しかし、過去には静電気の突然の刺激がきっかけとなり心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人になったという人がいたといいます。また、怖ろしいことに、静電気で火災が起きたり、体内にためこんでいた静電気が神経細胞へと影響することで、認知症につながるなどのリスクも指摘されており、侮ってはいけません。
そんな厄介な静電気を回避するためには、まずは金属に触れ、放電してからドアノブなどを触るようにすること。また、特に肌の乾燥が気になる人は、保湿クリームを塗るなどすると良いでしょう。
毎年この時期になるとビクビクしているという人は、早々にしっかり対策をしておきたいものですね。