12月6日に最終回を迎えたドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)。初回視聴率11.4%でスタートし、1度も2ケタを割ることなく最終回視聴率も14.1%を記録。第5話で記録した自己最高視聴率14.5%に肉薄する数字を叩き出し、有終の美を飾った。
ラストシーンでは西島秀俊演じる勇輝が、綾瀬はるか演じる菜美に向かって銃口を向け、真っ黒な画面になったのちに銃声だけが響いたため、視聴者からは「菜美は勇輝に殺されたの?」「勇輝が菜美を殺したと見せかけて、別の名前で2人が新しい人生を送ると思いたい」など、視聴者からはさまざまな見解が噴出している。
このドラマは、綾瀬の見事なアクションシーンが話題になったが、最終回では西島の仕草にも大反響が。銃を構える姿はもちろん、これまで綾瀬が敵にやっていた右手の指先をクイクイと動かす“かかってこい”ポーズを、西島が綾瀬に向かって披露。そんな西島に「これは西島秀俊の“公安3部作”だわ」「手をクイクイも銃を構える姿のカッコよさも、『MOZU』でも『CRISIS』でも公安を演じてきた西島さんだからこそ!」「指先クイクイも銃口を向ける荒々しいお姿も西島さんからのちょっと早いクリスマスプレゼントね」と黄色い声援が送られているのだ。
「最終回で勇輝が公安警察だったことが明かされると同時に、ネット上には『やっぱり』『またか』といった声が続出しました。これまで西島が演じてきた単発ドラマ『ダブルフェイス』(TBS系)の森屋純、『MOZU』(TBS系)の倉木尚武、『CRISIS』(フジテレビ系)の田丸三郎は、どれも公安警察の一員で、いつもしかつめらしい顔をしたキャラでした。しかし今回演じた勇輝は、妻にデレつく朗らかで優しい夫の顔がメイン。シリアスな表情を見せたのは最終回とその前話の数シーンだけでしたから、そのギャップに女性視聴者は萌えたのでは」(テレビ誌ライター)
多くの視聴者が続編や映画化を期待しているこのドラマ。もし次回作があれば、公安とわかった勇輝のかっこいいシリアスシーンが増えそうだ。