新たな挑戦をスタートさせ、今、何を思うのか…。
元SMAPの草なぎ剛が29日、NHK総合にて放送された「草なぎ剛のニュースな街に住んでみた!」に出演。2017年に新たな出発があったと振り返り、「自分をもう一回見つめ返してみるっていう、自分の中での裏のテーマみたいなものがあるんです」と述べた。
「同番組内で草なぎは、NHKの解説委員を務める柳澤秀夫氏と共に韓国のヨンサン地区へと訪れました。現地の人々との交流を深め、マンションの一室で行われたインタビューにて、2017年は自らの人生の中で大きな変化が起きた年だったと回想し、現在の胸中を次のように明かしています」(テレビ誌ライター)
その言葉とは、次のものだ。
「人間、失うものもあるけど、得るものもある。去年にとても大きな決断をして、僕はこれまでの人生でやってきたことをすべてそこに置いてきました。置いてきたことで、もう今はかなり身も軽くなったし、景色も新しくなった。すごい新鮮です」
言わずもがな、大きな決断とはSMAP解散のことであり、置いてきた場所とはジャニーズ事務所にほかならない。
「草なぎの俳優としての評価を大きく変えたのが、ドラマ『いいひと。』(フジテレビ系)への出演でしょう。ドラマ自体は、原作者とのトラブルという“ミソ”が付きましたが、草なぎ自身はドラマ同様の“いい人”キャラでタレントとしてのスタンスを確固たるものとしました。事務所のサポートなくして、こんにちの“つよぽん”は成しえない。しかし、その状況を投げうって、ジャニーズを退所。現在、43歳、新たなチャレンジのひとつがYoutuberというのだから、それは文字通りの挑戦になるでしょう」(エンタメ誌ライター)
「失うものもあるが、得るものもある」と語った草なぎ剛の2018年は一体どのような進化を見せてくれるだろうか。今後も多くのファンが彼の“自由”な活躍を待ち望んでいるに違いない。
(木村慎吾)