夜、布団の中に入っても足の下のほうが冷たくて、なかなか寝付けないなんてことはありませんか? 足の健康促進マッサージャーの製造販売を手掛けるサンパックが、2018年1月に足の悩みを抱える女性に対して行った調査では、足の悩みで「よくある」「たまにある」が多かったのは、「靴擦れ」「足が温まらず眠れない」などでした。
足を効果的に温めるためには、「上半身は洋服を着たまま足湯をする」と効果的だと紹介しているのは、H・M・A代表で名誉心理学博士(U.S.A.)の原久子さん。原さんの著書「足を温めれば心身の不調が消える(KKロングセラーズ)」(PHP研究所刊)によると、とくに膝から下全部を温める「足湯」に、高い温め効果が期待できるのだそう。バケツにお湯をためる方法でもいいそうですが、すぐに冷めてしまうので、できればお風呂のふちに座り、膝から下だけ湯船に浸かるのがオススメだそうですよ。
このときの湯温は、42~43度と熱めにするのがポイント。10~15分ほど浸かっていると足へ血液が集まり、頭のほうに上がっていた気が下がるため、眠くなるのだとか。どうしても足が冷えて眠れないという場合には、ぜひお風呂の足湯を試してみるといいかもしれませんね。