バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で行った企画で、番組担当者が警視庁渋谷署から厳重注意を受けるという騒動が起きた。
「5月21日に放送された芸人の連れ去り企画のロケで、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルを車で連れ去るところを撮影中、それを見ていた一般人が次々に110番通報。警視庁が誘拐事件と判断して捜査したところ、『水曜のダウンタウン』のロケであることが判明して厳重注意を受けたというわけです」(テレビ局関係者)
この件に関しては、6月24日に放送された番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、メイン・コメンテイターの松本人志が「これはいかんですよ」とキッパリ謝罪。番組スタッフに対しては「いかんとは思いますけど、僕はあそこのスタッフが好きなもので。あの企画がどうかは分からないけど、あの番組自体は僕はあのスタッフと何とかお仕事をこれからも続けていきたい」と語り、「今考えているのは浜田を1人降板させて『水曜日のダウンタウン』をやっていこうか、と。コストカットにもなるし」と話しスタジオの笑いを誘った。
「他局の番組の謝罪を行うことで彼なりに誠意を見せたのでしょうが、実はこの番組、過去にも不祥事をしでかしたことがあります。2015年1月の放送では、ブックオフの福袋について『買うヤツはどうかしている』などの表現を繰り返し使って、あたかも福袋に価値がないようなことを言い、視聴者に誤解を与えてしまったことがありました」(スポーツ紙記者)
この件に関して番組は、お詫び文を発表している。
「それだけではありません。昨年の9月には『水曜日のダウンタウン』を担当する外部のフリーディレクターが、児童買春で逮捕される事件が起きました。これ以上不祥事が続くと、いくら人気番組とはいえ番組存続も危ういかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)
仏の顔も三度まで。今後、松本が謝罪するようなことが起きないことを祈るばかりだ。
(窪田史朗/写真:パシャ)