人気ロックバンドの「ONE OK ROCK」(ワンオク)に激震だ。10月26日発売の写真週刊誌「フライデー」にて、ドラマーのTomoyaが女子高生と不適切な関係を持っていたと報じたもの。所属事務所では「事実であれば、許されることではない」と認識しており、バンド脱退の可能性も否定できない状況にある。
現在31歳のTomoyaは7年前、16歳だった女子高生をライブの打ち上げ後に大阪ミナミのバーに誘い、その日のうちに関係を持ったという。そして女性の年齢を知った後でも、高校卒業まで関係を持ち続けたというのだ。この行為が不適切なのは明らかだが、ファンからはTomoyaに対して同情的な声が少なくないという。
「女性がすでに23歳になっていることから『なんで今さら』と感じるファンが少なくないようです。またバンドマンはモテるのが当たり前というところがあり、たまたまその一つが表面化しただけと受け止めるファンも。高校生が相手という点についても当時のTomoyaは24歳の若者ですから、16歳女子に興奮するのはおかしい話ではありません。それゆえ既存のワンオクファンで、この件をきっかけにファンを辞める人はあまりいないのではないでしょうか」(芸能記者)
法的な観点でも時効が成立しており、Tomoyaが警察のお世話になる可能性もほぼなさそうだ。しかし完全に影響ゼロというわけにはいかず、今後、出入り禁止になってしまう場所があるという。週刊誌の記者が指摘する。
「日本国内ではおとがめなしで済んでも、海外ではそうはいきません。とくに児童相手のみだらな行為を厳しく罰するアメリカでは、Tomoyaの行為が相当に問題視されるのは確実です。法的にはアメリカの各州でも時効が成立するとしても、一般市民の感情に時効はありません。しかも近年盛り上がりを見せる『#Me Too』運動でも分かるように、アメリカのエンタメ業界では自分の優位な立場を利用して行為を強要した者が次々と、社会的に抹殺されています。それゆえワンオクが今後アメリカでツアーを行う際、Tomoyaを帯同することが難しくなるでしょうね。現メンバーでのワンオクが、アメリカのエンタメ業界で出入り禁止になることも想像に難くありません」
これまで何度も海外ツアーを行ってきたワンオク。しかし肝心のアメリカに出入り禁止となれば、今後の海外戦略に大幅な変更が必要なのは確実だろう。
(白根麻子)