女優の中谷美紀が「ウィーン国立歌劇場管弦楽団」などでビオラ奏者を務めるティロ・フェヒナー氏と結婚していたことが11月27日に報じられた。しかし、この大物独身女優の国際結婚にSNSでは「中谷美紀ドイツ人と国際結婚とか、リアル野風じゃん」「中谷美紀はガチで野風さんだった」「野風太夫は本当に異人と結婚したのか」といった声が躍っている。
野風とは、大ヒットドラマ「JIN-仁-」(TBS系)で中谷が演じた吉原の花魁の名前。
「ドラマ『JIN-仁-』は、村上もとか氏が『スーパージャンプ』に連載した現代の医師が幕末にタイムトリップする漫画が原作。2009年にドラマ化され、2011年に放送された続編『JIN-仁-完結編』は、平均視聴率21.3%を記録して注目を集めました。このドラマの中で野風(中谷)は、主人公・南方仁(大沢たかお)が投獄された際、牢屋で必要な賄賂を工面するために、フランス人貿易商ジャン・ルロンに身請けされフランスに旅立つことから今回、こういった話題が飛び交っているのです」(テレビ誌ライター)
だが、中谷が野風に見えるのは、国際結婚だけが理由ではない。
「結婚報告の達筆な直筆も才色を兼ね備えた花魁・野風を思わせ、ドラマファンの間では“奇跡の合致”と盛り上がっているようです」(前出・テレビ誌ライター)
さらに中谷自身も江戸時代に生きる花魁・野風も驚くほどの筆まめであることが、今回の結婚報道で明らかになった。
「中谷を取材した『女性自身』の記者によると、お礼状を送ると必ず直筆で返信してくれ、あまりの達筆ぶりに気後れしたとコメント。こうした細やかな気配りがあるから大手事務所から独立した後も、仕事が途切れない。中谷の業界人気はピカイチです」(女性誌記者)
そんな中、ドラマ「JIN-仁-」ファンの間で密かに期待されているのが中谷の出産だ。
「ドラマの中で、中谷演じる野風が帝王切開して出産するシーンが当時話題になりました。江戸時代だけに、現代とは違って無麻酔。本人も『自分以外の命を宿し、その命を守るためならば、女性はあのように強くなれるものなのか』とコメントしています。ファンとしては、中谷のおめでたも待たれるところですが…」(エンタメ誌ライター)
“リアル野風”と言われる中谷の今後に注目したい。
(窪田史朗)