お笑いコンビ・オール阪神巨人のオール巨人が12月5日にブログ「オール巨人の一笑懸命・フルスイング!」を更新し、自身と同じく「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)で審査員を務めた上沼恵美子への暴言を動画で配信していたとろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智正剛を一喝した。
現在、武智の配信したインスタグラムのライブ映像内で、久保田が延々と“一番右側のオバハン”の審査員へ暴言を吐く様子が騒動となっており、問題の動画はすぐに削除されたものの、ネット上で即座に拡散され、2人はそれぞれのSNSアカウント上で上沼に謝罪することとなった。
こうした一連の騒ぎを受け、2人の先輩である吉本興業の重鎮・オール巨人は「なんかバタバタしてまして」とのタイトルで記事を更新し、「年に一度の皆さん楽しみの、楽しまれた折角のM-1やのに、つまらん本当に情けない話が。僕として、触れない訳にはいかないので、…ですが、ここでどうのこうの、書けないし、書きませんが、しっかりした大人に成れって伝えました!」と綴ると、「先輩としてM-1に携わってるものとして、会った時にちゃんと話ししますので、ここは此くらいでご了承ご理解下さい!」とし、直接会った際に本人らへ注意することを約束した。
「巨人はこのブログの冒頭で、もう8日間も断酒していることを明かし、『いつもM-1の審査員に行く前は禁酒して挑んでますので』『演者は人生かかってますから、此方も、僕の勝手なポリシーでね』と説明しています。毎年のように大会後にはそれぞれのコンビのファンから得点やネタ批評についてのバッシングに晒される審査員たちですが、そもそも彼らがそこに座れるのは長年にわたって漫才という分野においてトップを走り、偉大な功績を残してきたから。素人や若手芸人から審査に関するクレームを受ける筋合いなど無いことは彼らが誰よりも感じているはずですが、そんな巨人でもやはり大会前には禁酒をして、しっかりと襟を正していることが明かされました。酔った挙句に大先輩に暴言を吐いていた久保田や武智の愚かさがさらに際立ってしまいますよ」(テレビ誌ライター)
かつて付き人をしていた有吉弘行が逃げ出したというほど、上下関係や礼儀作法に厳しく、説教時間の長さでも知られるオール巨人。久保田と武智も震えながら巨人との再会を待っているのかもしれない。
(木村慎吾)