10月の誕生日で88歳となるジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長。ついに米寿を迎えるが、今年はジャニー氏の頼れる右腕である滝沢秀明がジャニーズアイランドという傘下会社の代表に収まったため、いつにも増して盛大で豪華な誕生日パーティーが催されそうだ。
ジャニー氏の下には現在、200人を超えるジャニーズJr.たちが集い、日々鍛錬している。彼らたちはほぼ全員、ダンスやスポーツ歴があり、幼少期から高い身体能力を持っている。そんなアイドルのタマゴの中からお眼鏡にかなった数名を、ジャニー氏はある場所に連れて行くという。
「それはラーメン店です。かつてのレッスン場の横に、ラーメン店があったのがルーツのようです。以前からそこへ、ランダムに選んだレッスン生やJr.を大勢連れていったとか。A.B.C-Z・河合郁人や五関晃一の場合は、『大島ラーメン』が思い出の店。ジャニーさんのおススメは、みそラーメンだそうです」(アイドル誌ライター)
河合と五関が原宿にあったジャニーズ合宿所に足を運んでいた90年代後半、冷凍庫にはいつも生餃子があった。大島ラーメンのお持ち帰りで、ジャニー氏が常時貯蔵していたからだ。当時のJr.たちは、生餃子を見るたびにジャニー氏を思いだすという。
「最近の“ラーメンJr.”といえば、King & Princeの高橋海人。キンプリ最年少の高橋ですが、幼いころからダンスをしていたため、中学生で初めてオーディションを受けると、初対面のジャニーさんから『前に行け』と、後方から前列で踊るよう指示されています。それだけではなく、ダンスが終わってから『ラーメン食べにきな』と言われ、一緒にラーメンを食べに行ったとか。そのころから、目を付けられていたということです」(前出・アイドル誌ライター)
キンプリの先輩で、同じく“キラキラ笑顔の王子様”担当といえば、Sexy Zoneの中島健人。08年に入所しているが、やはりオーディション終了後、年老いた男性スタッフからラーメンに誘われている。そのスタッフに「ジャニーさんってどこですか?」と聞くと、「僕だよ」と返ってきたという。
現在もジャニー氏は、次世代のラーメン王子を探しているのか。その審美眼は気になるところだ。
(北村ともこ)