タキイ種苗が毎年実施している野菜の人気ランキングのアンケート調査結果によると、今年は11年連続で「トマト」がトップとなりました。全体の68%がトマトを選び、2位はタマネギ、3位はトウモロコシとなっていました。
これに対して、SNSや掲示板などのネット民の声をみてみると、「トマト苦手な人のほうが多いと思う」「酸っぱい感じやジュルジュルしているところなど、ハードル高い」などの声も。「トマト苦手だけど、ホールトマトやトマトケチャップ使った料理なら食べられる」なども挙がっていました。
また、エバラフーズの調査では、トマトが嫌いな理由として、「食感・舌触り」が37%、「酸味」が26%、「見た目」が11%となっており、トマト嫌いな人は、酸っぱさはもちろん、あのジュルジュルした感じがやはり気になっている様子。
トマトには健康的な栄養素がたっぷり含まれているといわれますが、よく考えてみると欠点も多い野菜といえそうです。それでも人気ランキングトップとなったのは、とても不思議なものですね。
新宿溝口クリニック・チーフ栄養カウンセラーの定 真理子さんは、「トマトは焼きトマトにしたり、スパゲッティーと一緒に食べたりして、どんどん料理するのがオススメ」といいます。なんでも、加熱調理をすると甘みが増して、食べやすくなるそうですよ。
あの食感・舌触り、酸っぱさがどうも苦手という人は、加工食品を選んだり、加熱調理したりしてみるのもよさそうですね。