ネット通販大手のAmazonが自宅や墓などに僧侶を手配して法要をしてもらえるサービス「お坊さん便」を始めたことに対し、全日本仏教会が「宗教行為は商品化してはいけない」と苦情を申し入れたそうです。だけど、ユーザーからは基本料金3万5000円+オプションという定額料金制の導入や、クリックひとつで手配ができる利便性などに、「こういうのを待っていた!」「明瞭会計賛成!」といった意見も少なくありません。
賛否はともあれ、お坊さんだけでなく、現在はさまざまな出張サービスがネット上から申し込むことができるようになっています。そのいくつか挙げてみました。
●出張シェフ
シェフが自宅に来て料理を作ってくれるサービス。「MyChef」にはさまざまなジャンルの料理人が在籍し、食べ物の好みを聞きながら一人3000~5000円で本格的な料理を作ってくれます。
(MyChef http://mychef.jp/ )
●レンタルおじさん
レンタル彼氏は有名ですが、最近は「レンタルおじさん」サービスも登場。おじさんを派遣してもらい、食事をしたり飲みにいったりするというサービスですが、ただ愚痴を聞いてほしかったり、弱音を吐きたかったりする30~40代の女性に好評なんだとか。
●涙活サービス
会社に「感涙療法士」の資格を持つイケメンが来て、泣くことの効果を指導した後、泣ける動画を見て、頬ポン(涙をハンカチなどでポンとぬぐってくれる)をしてくれるというサービス。
(イケメソ宅急便 http://ikemeso-office.com/ )
●墓参り代行サービス
最近増えているのが、忙しくて遠方の墓地まで足を運べない、体調が悪くて墓参りに行けないという人向けの墓参り代行サービス。墓まわりの草むしりや掃除に、花やお線香を供えてくれたりなどを代わりに行ってくれます。
忙しい現代人にとって、あったら使ってみたいサービスが次々と生まれている昨今。たまには人に甘えてみるのもいいかもしれませんね?