ジャニーズ事務所に所属していたころのSMAPは、飯島三智氏がチーフマネージャーだった。現在は、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛をマネージメントする株式会社CULEN代表取締役社長だ。
アイドル界のトップに君臨したSMAPを筆頭に、飯島氏が担当していたのは山下智久やKis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Zなどスターぞろい。その中で特にSMAPとキスマイの結びつきは強固だった。
SMAPが、5人そろった生放送は16年3月12日オンエアの「震災から5年“明日へ”コンサート」(NHK)が最後。そのステージに一緒に立っていたのがキスマイだ。しかも公演後の夜、中居正広、香取との食事会が実現している。当時の彼らをよく知る芸能ライターが振り返る。
「この番組は、東日本大震災が起こった翌12年から毎年、音楽の力を通して復興メッセージを届けるというコンセプトのもと続いていました。復興支援に熱心だった中居さんが、5年連続で総合司会。SMAPの解散騒動で大揺れでしたが、被災地である福島県会津若松市の會津風雅堂メイン会場で行われるとあって、SMAPとキスマイがそろい、宴席まで設けられたのです」
中居&香取のそろい踏みに、キスマイはガッチガチに緊張。それまでに歌番組や「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で共演はしていたが、この日は最後まで緊張の糸がほぐれることはなかった。
「一次会がお開きになったあと、宿泊先の中居の部屋で飲み直そうということになりました。香取は自室に戻ったので、男8人の部屋飲み。ここで、中居がプロデュースする舞祭組のメンバーでもある宮田俊哉が、まさかの行動に出ました。隣室につながる部屋の扉を開けて、寝室のフワフワのベッドにダイブ。そのまま朝まで眠ってしまったのです」(前出・芸能ライター)
兄貴肌の中居は、後輩が熟睡するベッドの横に座布団を2枚敷いて就寝。潔癖症で神経が細かい中居の性格からは考えられない行動だ。
スーパーアイドルのベッドを奪った宮田。本物の大物なのかもしれない。
(北村ともこ)