女優の鈴木京香が、4月20日からスタートするドラマBiz「行列の女神~らーめん才遊記~」(テレビ東京系)に主演。早くも期待が寄せられている。
「このドラマは、鈴木演じるラーメン業界を牽引する『清流企画』社長・芹沢達美が、経営難に苦しむラーメン店を救う物語。ラーメン店に勤めるスタッフたちの人間ドラマだけでなく、様々な飲食店にも通じるフード・コンサルティングや起業、経営のノウハウも楽しめる、テレビ東京ならではの内容となっています」(テレビ誌記者)
3月9日にはドラマの公式サイトで追加キャストも発表され、芹沢に憧れる「清流企画」の社員・夏川彩役に高橋メアリージュン、イケメンのマダムキラー白坂隼人役に小関裕太、さらにはラーメン評論家・有栖涼役には石塚英彦が抜擢されるなど、ユニークな顔ぶれ。
主人公に扮する鈴木は、昨年放送されたドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)で三ツ星を獲得したレストランのオーナーシェフ・早見倫子を演じたこともあり、ツイッターでは「鈴木京香さんは、フレンチから、ラーメンに転向して、やっぱり三ツ星を狙うのかな(笑)」などといったコメントが寄せられている。という具合に、近頃料理人の役が多い鈴木だが、実は以前から“食”に関する作品とは縁が深かった。
「鈴木は2018年に公開された小泉今日子主演の映画『食べる女』で、聖母的な愛と料理でかわいい男をつまみ喰いするのが趣味の女・美冬を、1995年に放送された人気ドラマ『王様のレストラン』(フジテレビ系)ではバルマン役を熱演し、料理人からバーテンダーまで“食”に関する役には、かなりのスキルを持ち合わせていると思われます」(エンタメ誌ライター)
撮影に向けてラーメン作りにも余念がなく、鈴木はドラマの公式サイトで「協力してくださるラーメン界の先生方のおかげで、ラーメン作りが日々上達しています」と述べ、視聴者に向けて「観終わった後、ラーメンがきっと食べたくなります。一話一話、おいしい一杯を極めます」と意気込みを語っている。
「“医療ドラマ界の女王”といえば『ドクターX』シリーズの米倉涼子ですが、もし今作がヒットしたら、鈴木は“フードドラマ界の女王”と呼ばれる可能性もありますよ。50代を迎え、新たなハマり役を手にするかも知れませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
キムタクと共演した「グランメゾン東京」(TBS系)が大ヒット。その勢い乗って、「行列の女神」をヒットさせることができるのか。どんな味わいのドラマになるのか、放送が楽しみだ。
(窪田史朗)