4月2日、ユースケ・サンタマリア主演のテレビドラマ「火の粉」(フジテレビ系)が放送された。
「火の粉」は雫井脩介の小説を原作としたサスペンスドラマで、先日、52年の歴史に幕を下ろした昼ドラのスタッフが、夜の時間帯へ移動し「オトナの土ドラ」としてスタート。ユースケは、9年ぶりの主演となった。
そんな「火の粉」にはユースケ以外に、主人公らの周辺を嗅ぎまわる新聞記者役で、俳優の佐藤隆太が出演している。
しかし放送中、彼の演技がどうみても「ナオミとカナコ」(フジテレビ系)で演じた、林(リン)という中国人役にしか見えないと、視聴者の間で話題になっている。
「佐藤が登場するとネットでは『なんで話し方がカタコトなんだよ』『リンさんにしか見えない!』『このドラマ、ナオミとカナコの続編か?』といった意見が殺到していました。物語的に『火の粉』と『ナオミとカナコ』は無関係ですが、両作品の撮影スケジュールは非常に近かったようです。そのため、佐藤はまだ中国人の役が完全に抜け切れておらず、今回の新ドラマは不自然な日本語となってしまったのでしょう」(テレビ誌記者)
これらの意見が殺到したのは、同じサスペンスドラマである「ナオミとカナコ」と、視聴者が被っていたというのもあるかもしれない。はたして今後、佐藤は過去の自分の演技をかき消すことができるだろうか。
(森嶋時生)