コロナ禍で、例年より健康に気を付けていることでしょう。とくに食事には気を使いたいものです。毎日何を食べるか、慎重に選んでいますか? そんなときにぜひ知っておきたいのが「ビタミンD」のことです。
女子栄養大学栄養学部 教授の上西一弘さんによれば、ビタミンDが免疫細胞に作用することが1981年に報告されており、体内に侵入してきた細菌やウイルスを撃退する免疫の働きをサポートすることが分かっているそうです。ビタミンDがとくに豊富なのは、「鮭」と「舞茸」。この2つの食材を秋から取り入れて、体をケアしたいものです。
上西さんは、コンビニでおにぎりを買うなら鮭を勧めています。自炊をするときでも、鮭は切り身で売られているので取り入れやすく、焼けばすぐに美味しく食べられるのが魅力ですね。
一方、舞茸は調理法にちょっと迷ってしまうかも。そこで、管理栄養士の浅野まみこさんが紹介していた「まいたけそぼろ」をご紹介。ご飯にもそうめんにも、トッピングとして使えて便利ですよ。
【まいたけそぼろ】
〈作り方〉
1.舞茸と豚ひき肉を用意。舞茸はみじん切りに
2.フライパンで舞茸と豚ひき肉を中火で炒める
3.豚ひき肉に火が通ったら調味料(オイスターソース大さじ1、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1)を加える
4.黒胡椒や中国山椒をプラスして、パラパラになるまで炒めれば完成
うま味たっぷりでボリューム満点なのに低カロリー。ダイエット中でも使えそうなメニューですよ! この時期、ぜひ鮭や舞茸でビタミンDを補填して、元気に乗り切りましょう。