タレントのおのののかが1月13日に自身のツイッターアカウントを更新し、コロナ禍で目撃した飲食店でのサラリーマンの振る舞いに苦言を呈している。
現在、日本全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、11都府県に緊急事態宣言が発出されている。そうした状況の中、おのは「今日お仕事早く終わったからひとりでサクッとランチしに入ろうとしたお店、サラリーマンが4人くらいでマスクもせずに話しながら食べてたので入るのやめました」とツイート。
さらに「飲食店、時間じゃなくて人数制限にすればいいのにってここ最近ずーーーっと思ってる」と綴り、営業の時短要請ではなく、入店人数に注意を払うべきだと訴えている。
このツイートが一部メディアに取り上げられると、おのに対し「マスクせずにどうやってご飯食べるの?」「なぜサラリーマンって決めつけられるの? 男性客と書いた方がいい」「サラリーマンがランチをするような時間、場所に、時間に余裕がある人が行かないでほしい。彼らは休み時間中に食べ終えなきゃいけないのです」などといった反応が続出。おのが訴えた、マスクをしない状態で「話しながら食べる」ことへの苦言とはややズレた反論が続出すると、おのは後に当該ツイートを削除している。
「おのはランチを食べる際にマスクを外すことについて文句を言いたかったわけではなく、ノーマスクの状態で4人グループが声を発していたことに対して苦言を呈したわけです。しかし、ネットやSNSではその論点がズラされてしまい、よもやの批判が舞い込みました。加えて『自分だってランチで店に入ろうとしてるじゃん』『サラリーマンと決めつけるのはおかしい』とのヤジも飛び交い、ツイートを削除するに至っています。おの自身の言葉足らずな部分もあったのかもしれませんが、ネット上では今回の一件について『これは全くもっておのが正しい』『ツイートの真意を理解してない人が多くてビビる』『人数制限というアイデアには共感します』『喋ることが問題なのに誤解されてて可哀想』と擁護の声も寄せられました」(エンタメ誌ライター)
歪曲して伝わってしまったおののツイートだったが、時間制限よりも人数制限にするべきとの提案は合理的なものだったといえそうだ。
(木村慎吾)