6月15日に放送された嵐・大野智主演のテレビドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)最終回の視聴率が16%だったことがわかった。今回の視聴率が全放送の中で最高記録となり、有終の美を飾った。
「近年、1ケタ視聴率続きのドラマが多い中、『世界一難しい恋』は初回12.8%を記録すると、その後も最終回まですべて2ケタを維持しました。また最終回には、嵐の櫻井翔が報道番組のキャスター役としてゲスト出演したことも、高視聴率を後押ししたようです」(テレビ誌記者)
これで今期の平均視聴率は、松本潤主演の「99.9」(TBS系)と「世界一難しい恋」という嵐メンバー主演作が、民放の2トップを独占することとなった。
そんな中、15日の最終回放送中、「99.9」スタッフが大野ファンへ謝罪する事態が起こったという。
「『99.9』の公式ツイッターは、視聴者からの質問にスタッフが返信していくというやり取りを定期的に行っています。その日もいつものようにツイッターで質問を返していたのですが、突然、『は! この時間にこの企画をやるのはダメでしたね…大変失礼いたしました!』と謝罪し、更新を停止したのです。どうやらその時間は、大野智のドラマが放送中だったため、大野ファンからクレームが入り、今回の謝罪に発展したようです」(前出・テレビ誌記者)
他局ドラマへのこの対応に、嵐ファンからは「お気遣いありがとうございます!」「さすが嵐ファンを察することができる中の人」と絶賛の声が相次いだ。
「99.9」のツイッターといえば以前、「バレーボールはもうオリンピック出場が決まりましたからね!(みなまで言いません)」という視聴率獲得を狙うツイートをアップし、炎上している。そのため最近は、コメントに対し細心の注意を払っているのかもしれない。
(森嶋時生)