7人グループのKis-My-Ft2は、それぞれの個性がはっきりしている。宮田俊哉、横尾渉、千賀健永、二階堂高嗣の舞祭組(ぶさいく)はバラエティ担当。北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太は俳優としての活動が多く、北山、藤ヶ谷は司会者としても腕を上げている。
ところが、ここ数年のモテ男は意外なことに宮田になりつつあるという。
宮田といえば、ジャニーズのアニメ王。知識や熱量、情報量やキャリアはハンパなく、シンパもいる。その先頭に立っているのはSnow Manの佐久間大介。古参のアイドルライターは言う。
「2人はジャニーズの若手を中心としたミュージカル『少年たち』シリーズで初共演して、10年来の仲。Snow Manがデビュー前はピーク時で週5ペースで会っていたほど。アニメ鑑賞や買い物、ゲーム、鍋パーティにたこ焼きパーティ、焼肉などをしているとか。ほぼ佐久間からの連絡で、自他ともに認める“みやっちLOVE”らしい」
Snow Manがトップアイドルの仲間入りを果たした今となっては、かつてのようなハイペースでは会えなくなった。その隙をついて後輩のアニオタが宮田に近づこうとすると、佐久間は後輩に向かって「一定の距離以上に近づくな!」と遮断。宮田をとことん独占したいようだ。
しかし今、新たなライバルが出現している。声優の内田雄馬だ。内田と宮田は仕事をしたことがきっかけで接近。宮田は弟のようにかわいがり、洋服をあげ、オンラインゲームでつながり、2人で曲作りまでした。アニメ好きにとって声優は尊い存在。“相思相愛”になるのは必然だった。
さらにもう1人、宮田を好意的に思っている者がいる。メンバーの横尾だ。
「横尾は2年ほど前から、ジャニーズでこれまで禁忌とされてきたアニメというジャンルを開拓した宮田を尊敬する主旨の発言を繰り返しているのです。『宮田がいなかったらキスマイは続いてない』『なんかあればみんな宮田に頼る』『男らしい』『話しやすい雰囲気だから、実は司会もうまい』とベタ褒めです」(前出・アイドルライター)
内向的で社交性に欠ける玉森でさえ、宮田にはオープン。遊びに誘うのは玉森のほうからで、2人のラブラブはファンの間で有名。「たんまみーや」「みやたま」と呼ばれ、デュエットソングもある。20年にはBLをモチーフにした配信ドラマ「BE LOVE」が制作された。
ガチでモテモテの宮田。佐久間が嫉妬するのも無理もないか。
(北村ともこ)