「政治家よりもギャルモデルのほうがよっぽど信頼できる」。そんな反応が寄せられたのは、現在問題視されている“政治と宗教”に関して見解を述べたタレント・みちょぱこと池田美優のコメントに対してである。
7月27日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、旧統一教会と政治家の密な協力関係について特集。教団側は政治家と懇意にすることで社会的な信用を得られるメリットがあり、政治家側には選挙時の支援やボランティアに信者を派遣してもらえるメリットが発生し、両者にとってプラスな関係性になるという。
また、岸信夫防衛大臣は、7月26日の会見で実際に選挙ボランティアで「お手伝い頂いたことがある」と明かし、二之湯智国家公安委員長も2018年に関連団体が開催したイベントに実行委員長として名前を貸したと説明。ただ、後者は同団体の「教義もよく知らず、それ以上の付き合いはない」と強調した。
この釈明について、みちょぱは「私は皆さんの前に出る仕事だからこそ、広告の仕事とかをやらせてもらうと、新しい会社だったら調べたり、商品紹介するにも安全なのか調べて、自分がよかったと思った上で紹介する」とし、名前を貸す際には慎重な手順を踏むと語った。
続けて、「自分が紹介したものを買ってくれる子がいるから、ファンがいるから、影響される方がいるからこそ、ちゃんと下調べして、ちゃんと調べた上でやっている」とコメント。政治家が教義すら知らない団体に名前を貸している実態には「ちゃんと考えずに名前だけ貸したとか、よく言えるなって思う」と理解できない様子だった。
「若者世代からカリスマ的な人気を誇るみちょぱは、SNSや番組内で着用している服やアクセサリー、普段口にしているモノ、美容アイテムなど、その全てが注目され、“みちょぱが使っているなら私も”と考えるファンも多いのが現状です。
よって、必ずメーカーやブランドのチェックを欠かさず、安全なものだけを紹介するというスタンスだと断言したみちょぱには、『やはりこの人の肌感覚は素晴らしい』『みちょぱくらいの年代の人がテレビ番組でこういうコメントを発することに意味がある。政治家からしたら耳の痛い話だろうけど』『ギャルモデルが正論で論破してる』などと称える反応が並んでいます。23歳のモデルがしっかりと実践できているのであれば、77歳の二之湯委員長にはそれを見習ってほしいですね」(テレビ誌ライター)
普段からファンを大切にして思いやる姿勢が伝わる、みちょぱらしいコメントだったといえそうだ。
(木村慎吾)