8月2日、テレビでも活動している大渕愛子弁護士が、依頼人からの着手金を不当に受け取ったとして東京弁護士会から「業務停止1カ月」の懲戒処分を受けた。これについて大渕は会見で「私の認識不足でした」と謝罪。今後はテレビ出演を含めて業務を停止するという。
本人の言うとおり、今回依頼人が利用した「法テラス」の援助制度についての大渕の認識不足は否めない。しかし、「業務停止1カ月」が重過ぎるのではないかとの論議が巻き起こっている。
「大渕が所属する事務所の顧問弁護士である橋下徹は『戒告が相当』であるとして法的手続きを取るようです。ほかにもテレビでおなじみの菊地幸夫、北村晴男両弁護士も口々に『重い』『厳しい』と述べています」(週刊誌記者)
この問題に、ここぞとばかりにしゃしゃり出てきたのが上西小百合衆議院議員だ。弁護士の無知による依頼者被害の発生について国会で質問趣意書を提出すると言うのだ。
「オイシイ匂いをかぎ付けたかのような上西議員の登場に、ネット上では痛烈な批判が殺到。『この人が議員をやっていることのほうが問題』『こういうところに付け込んでくるのが嫌い』『アンタが追及したら大渕の味方が増える』などのほか、上西議員本人は『橋下徹さん関係なく』とは書いていますが、やはり『橋下憎し』『橋下への執着』『私怨』などと思われているようです」(芸能ライター)
上西は、なぜこうも橋下の周りをうろついては存在感をアピールするのだろうか。過度の怨念でないとすれば、もはやそれは愛としか呼べないほどの執着ぶりにしか見えないのだが。