俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務めた「きのう何食べた? season2」(テレビ東京系)が12月22日、最終回を迎えた。
アラフィフとなった“シロさん”こと弁護士の筧史朗(西島)と、“ケンジ”こと2歳年下のヘアスタイリスト・矢吹賢二(内野)のカップル。ある日、史朗の両親が終活の相談を持ちかけてくる。それをきっかけに史朗は、自分と賢二の将来について考え始めた。
自分の財産をどうやって賢二に相続させるか。そこで史朗は、養子縁組をしないかと提案する。しかし賢二はこの先、日本で同性婚が承認されるようになった時、養子縁組をした者同士は、その関係を解消しても婚姻はできない。「家族でも、シロさんと親子になりたいんじゃない」と、“家族”になれても、“親子”という関係を望んでいるのではないと告げ、断るのだった。そして、2人がたどり着いた答えは…。
視聴者の感想は「最終回ほんとうによかった! 2人にたくさんの幸せをもらえた」「なんでこんな泣けるのか」「『オレが死ぬ時にほかの人と暮らしててもいい、お前が幸せなら』のひと言で、シロさんのケンジへの深い深い愛情を感じてウルウル」など、多くの人の涙腺を緩めさせたようだ。
「終盤で、賢二への思いを心でつぶやく史朗。すると賢二はその声が聞こえているかのように『オレは死ぬまで一緒にシロさんといるよ』とはにかみながら答えます。このひと言に『号泣した』『涙が止まらない』など、涙腺崩壊する人が続出していました」(テレビ誌ライター)
よしながふみ氏による原作が連載中ということもあり、早くもseason3への期待が高まっている。