冬の感染症対策は家族みんなで!「手洗い・うがい」徹底メソッド
インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスなど、さまざまな感染症が流行する季節です。この時期、家族みんなの健康を守るための基本中の基本が「手洗いとうがい」。この2つの習慣を家庭内で定着させるための“徹底メソッド”をご紹介!
石鹸をなんとなく塗るだけ、サッと流すだけでは手の雑菌を取り除くことはできません。手洗いの時間は30秒を目安に、最後は長めに水で泡と汚れを流すことが大切です。石鹸を手につけて30秒間洗うには、だいたい30秒間になるように歌を歌うとよいでしょう。

例えば、ハッピーバースデーの歌などの短い童謡を2回歌うと楽しく30秒の手洗いタイムを作ることができますよ。その中で「手のひら」「手の甲」「指の間」「親指の周り(ねじり洗い)」「指先・爪の間(手のひらで円を描くように)」「手首」の6箇所は忘れずに洗いましょう。慣れるまでは手洗いの順番をイラストで貼っておくのもオススメです。
うがいは口の中の雑菌を洗い流し、ノドの粘膜を潤す大切なケアです。まずは10~15秒ほどのブクブクうがいで口の中全体をゆすぎ、吐き出したらガラガラうがいでノドの奥まで洗浄しましょう。

ガラガラうがいでは、上を向いてノドの奥まで届くように「あー」と声を出しながら10~15秒ほどすすぎます。水だけでなく、市販のうがい薬や希釈した緑茶を使うのもよいですよ。
手洗いとうがいは病原菌を体内に侵入させないための最前線の防御策。大切な家族の健康を守る愛情のこもった“儀式”として取り組むと、楽しみながら実践できますよ。みんなで一緒に取り組んで、感染症に負けない健康体を維持してくださいね。
(Nao Kiyota)
