モデルの平子理沙さんが時々無性に食べたくなる、というのが「お赤飯」。先日も、おやつとしていただいたそうです。
ところでこの赤飯、白米のご飯とどんなところに違いがあるのでしょうか。
健康・美容・医療ジャーナリストである古谷暢基さんの著書「食べるだけダイエット」(マガジンハウス刊)によれば、ブドウ糖を摂取したときの血糖値の上昇率を「100」としたGI値でいえば、赤飯は「77」。精白米が「84」であるため、それほど差はなさそうです。また、カロリーも精白米は168kcal、赤飯は189kcal。ダイエット食で考えれば、白米ご飯を食べているのと変わらないのでしょうか。
料理研究家の浜内千波さんの著書「豆好き!ダイエット・レシピ: 毎日, 豆を食べ続ければ, 脂肪が燃えはじめます!」(PHP研究所刊)によれば、赤飯に入っている小豆は不溶性食物繊維が豊富で、水分を吸って腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、お腹周りをすっきりさせると紹介されています。
ちなみに平子さん、赤飯を食べる際に、黒豆茶を一緒に飲んだそうです。同著によれば、黒豆にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていて、これが血液をサラサラにして、代謝アップが期待できるのだとか。
どうやら、平子さんの赤飯の食べ方は、お腹周りにも代謝にもいい食べ方となっているようですね。