タレントの渡辺直美が、8日に東京・伊勢丹新宿店本館で開催された「フルラ『90周年記念 ポップアップストア』」のオープニングセレモニーに出席。30代に向けて壮大な抱負を語った。
「渡辺は先月の23日に30歳になったばかり。ドラマの主役を務めるまでになった渡辺は『20代はいろんなことをさせてもらった』と満足げに語り、『30代は自分から挑戦したい』『海外にもっとアピールできる場を増やしたい』と、海外進出への意気込みを語っていました」(スポーツ紙記者)
実は、渡辺の海外進出はすでに始まっている。昨年の10月には芸歴10周年を記念して、「Naomi Watanabe WORLD TOUR」を敢行。ニューヨーク、ロサンゼルス、台湾の三都市で単独ライブを行った。このツアー、なんとチケットはすべて完売。台湾では、販売開始わずか4分でソールドアウトするほどの人気だったという。
「渡辺は父が日本人、母が台湾人なので本人も台湾には愛着がある。また、2010年に出演したバラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)で渡辺が演じた“白鳥美麗”というキャラが台湾でも話題になり、国内の新聞や雑誌でも取り上げられていたようです。ワールドチケット即完売をみても、彼女の知名度の高さがわかりますね」(前出・スポーツ紙記者)
それだけではない。渡辺が発信した「メイク動画」が海外で話題になっているのだ。
「今年の7月に、アメリカ版『VOGUE』公式YouTubeチャンネルに、すっぴんからステージ用のショーメイクを施していく動画をアップしたところ、これが海外でも大絶賛。『なんて可愛い日本人なんだ!』『今までのヴォーグが公開した動画の中で一番よかったわ!』などと外国人ユーザーから絶賛のコメントが寄せられました」(ファッション誌ライター)
渡辺は今年の5月に、台湾の1914華山クリエイティブパークで、体験型展示イベント「渡辺直美展 Naomi’s Party in TAIPEI」を開催。それも大好評を博している。
「2014年5月から3カ月間ニューヨークに留学もしていました。所属する吉本興業の大崎社長も『世界でデビューできる逸材』と太鼓判を押しています」(事務所関係者)
じつはピースの綾部祐二よりも、ずいぶん早い段階から、海外進出を目指していた渡辺。世界のショービジネスの舞台で活躍する日も、案外近いかもしれない。
(窪田史郎)