ジャニーズ事務所のタレントが、6本もの主演作品に登場する今期ドラマ。前評判の高い作品の1つ、松本潤主演「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」(TBS系)が1月14日放送され、平均視聴率は15.1%と好スタートを切った。
また、前日の13日には、Hey!Say!JUMPの山田涼介主演「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(日本テレビ系)の第1話がオンエア、こちらも13.3%の好発進となった。
「松本のドラマはSEASON Iの平均視聴率が17.2%でしたから、順当な数字と言えます。それよりも、意外と言っては失礼ですが、山田のドラマの13%超えには驚きました。放送前は視聴者から、“山田が東大出のエリート警察官”という設定に疑問を投げかける人もいましたが、蓋を開けてみればコメディードラマらしく笑うツボになっていたと思います。また『99.9~』は、榮倉奈々が昨年6月12日に第1子を出産したことで、今作での出演はかなわないと思っていましたが、回想シーンでチョイチョイ出てくることに視聴者は喜んでいました。物語の内容としてはシリアスなのに1人1人のキャラクターが立っていて、重すぎないのもいいですね」(テレビ誌ライター)
そんななか俄然注目されるのは、木村拓哉主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)だ。
「後輩の松本や山田が高視聴率を出したことで、プレッシャーは相当なものでしょう。キムタクは番宣番組にも精力的に出演していましたので、松本が出した数字よりも上をいかないと面目まるつぶれでしょう」(芸能ジャーナリスト)
1月18日にスタートする木村主演ドラマ。15%を上回るかどうかに注視したい。