やはり、生粋の“同性に嫌われキャラ”は健在のようだ。
フリーアナウンサーの田中みな実が、2月5日放送の情報番組「ひるキュン!」(TOKYO MX)に出演。食べかけのうまい棒を共演者に差し出したところ、思わぬ反響が見られている。
この日は日本国民に古くから親しまれている安くて、おいしい筒状のスナック菓子「うまい棒」を特集。田中はうまい棒について「楽屋にいつも置いてあるんですけどね。駄菓子自体あまり食べなかったかも」と、これまで食べたことがなかった様子。
ただ、スタジオに用意されたうまい棒を実際に食べると「おいしい。なにこれ?」と、田中は感激。その感動のあまり、思わず共演者であるクリス松村に“食べかけのうまい棒”を差し出すも、クリスから「私が人のかじったもの食べると思ってるの?」と、真顔で拒絶された。
これに田中は「いいじゃん。シェアすればいいかなと思って」と言って、クリスの腕をつかみ、笑いへと変えていたが、その後もうまい棒を食べることに夢中となり、ひとかじりしたうまい棒を、再度、クリスの口元に差し出すという嫌がらせを続けていた。
この一幕を見た一部、男性視聴者からは「クリスがうらやましい」「俺ならそのうまい棒かぶりついてるわ」などといった羨む声がネット上に出たが、その一方で、一部の女性視聴者たちからは「友達が同じことをやってたら、『やってんな~』って思ってしまう」「女友達から嫌われる行動だよね」「自分に自信があるからこそできることなんだろうな」と、田中の“天然魔性”ぶりを一刀両断する声が上がっている。
「もちろん、中性的な立場であるクリスだったからこそ、田中もこのような“仕掛け”をしたのでしょうが、そういった行動を“ごく自然”と取れてしまう田中が一部の女性からは、非常にあざとく見えるのでしょう。以前は“度が過ぎるぶりっ子キャラ”でしたが、TBS時代に同僚から陰口を叩かれるなどでシフトした“病みキャラ”を経て、現在はこのような“無自覚キャラ”が、甘い語り口にマッチしているようです」(エンタメ誌ライター)
テレビ上では、こうしたキャラクターにもニーズはあるのかもしれないが、すべての視聴者が笑ってくれるとは限らないようだ。
(権田力也)