北川景子主演のドラマ「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ系)の最終話が3月13日に放送され、平均視聴率は12.6%。全話を通して二桁を維持しただけでなく、前回より2.4ポイントアップするなど、続編への期待も高まっている。そんな中、最終話に“ラスボス”として舘ひろしが登場、花を添えた。
「舘の役どころは、三軒家万智(北川)が勤めるテーコー不動産を一代で築き上げた伝説の社長。フィクサーのようで遊び人の匂いのする“ちょいワル”な雰囲気をまとった舘は、スーツ姿ではなくカーディガンに無精髭姿で登場しました。これにはネット民からも『舘ひろし…色気スゴすぎて死にそう』『久々に舘ひろし見たけどしぶさに磨きがかかって…好き』『はまり役過ぎて惚れ惚れする』といったコメントが噴出。三軒屋の決め台詞『私には売れない家はありません』を、言い方まで真似するなど遊びも心も満載でした」(テレビ誌記者)
舘自身は今回の出演について「ちょいワル社長にさせていただきました。僕は以前から北川さんの大ファン。(仲村)トオルが北川さんの旦那さん役、これはもう是非やらせていただかないと、思いました」とコメントしている。
「舘ひろしと仲村トオルは、80年代に一世を風靡した刑事ドラマ『あぶない刑事』シリーズ(日本テレビ系)で長らく共演。3年前に公開された映画『さらば あぶない刑事』まで7作に渡って映画化もされてきました。実は前シリーズの時に主演の北川から『(舘に)ゲストに出てくれないか?』という提案がプロデューサーにあり、今回実現したようです。最終回の台本に“舘ひろし”の名前が入っているのを見て震えてしまったと、北川は取材で答えています」(前出・テレビ誌記者)
しかし舘の出演は、わずか数シーンだけ。“伝説の社長”役とはいえ、いささか少な過ぎる。
「2016年に『家売るオンナ』第一シリーズ、2017年『帰ってきた家売るオンナ』スペシャル、そして2019年『家売るオンナの逆襲』といずれも高視聴率をキープ。続編は、ほぼ間違いないでしょう。さらに映画化も視野に入れているとなれば、『伝説の社長』として舘が今回出演した理由も頷けます。もし映画化するならば、ゲストに柴田恭兵か浅野温子のどちらかをサプライズ出演させることがあれば話題性は十分でしょうね」(映画誌ライター)
「家売るオンナ」×「あぶない刑事」、それは是非観てみたい!?
(窪田史朗)