法律違反の薬物を使用したとして俳優でミュージシャンのピエール瀧が逮捕され、その衝撃の余波が日本芸能界を震撼させているが、お隣の国・韓国でも同様のようだ。
元東方神起のメンバーで、ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」や「屋根部屋のプリンス」などのドラマで日本でもおなじみのJYJ・ユチョンにも、法律違反の薬物を使用の疑惑が降りかかっている。発端は、ユチョンの元婚約者で、韓国大手乳業の創業主の孫娘、ファン・ハナが、違法薬物使用の疑いで警察の取り調べを受けた際「芸能人Aから寝ている間に投薬された」と証言。この芸能人がユチョンではないかと話題になったのだ。
これを受けてユチョンは4月10日、緊急会見を開き「私は決して違法薬物を使用していません。報道で、ファン・ハナが違法薬物捜査で、芸能人を名指しし、薬を勧めたという内容を見て、私だと誤解される可能性があると思い、怖かった」と会見理由を話し「違法薬物を使用したことも、勧めたこともありません」と完全否定した。
「違法薬物に対する厳しさは、日本芸能界の比ではありません。日本では、ある程度の治療を受ければ1年ほどで復帰できるようですが、韓国では世間の目が非常に厳しく、もし逮捕となれば芸能界復帰は難しいのが現状です」(韓国芸能界に詳しいジャーナリスト)
現在、ユチョンは警察当局から出国禁止を命じられている。日本のファンは、無実を信じて待つしかないようだ。