所属芸人の“闇営業”問題を発端として、事務所とタレントの取り分はいくつなのか、そもそも仕事先からはいくら振り込まれているのかなど、不透明な部分が露呈し始めた吉本興業。
しかし、「支払われるだけありがたい」との声も上がりそうな“ブラック事務所”があることを、7月30日の「FLASH」が報じている。その事務所は、釈由美子が所属する「トミーズアーティストカンパニー」だ。
「記事によると、釈に対しては昨年4月から現在まで、1000万円にのぼる給料が未払いであることを、現社長が認めています」(芸能ライター)
この事務所、1986年の設立以来、女優やグラドルを数多く輩出してきたが、現在は目立ったタレントは釈くらいで、籍を残しているかつてのグラドル、山本梓は連絡も取っていない状態で、来年には契約が切れるのだという。
なぜ、こんな危機的状況に陥ってしまったのか。
「実は、現社長は6月末に就任したばかり。300万円で買収したところ、事前に聞いていたよりもはるかに経営状態が悪く、現在事務所は4000万円の債務を背負っているのだとか。この借金は前社長時代に作られたもので、使途不明金もあるそうです。現状に釈も怒っており、会社に籍を残したまま4月に個人事務所を立ち上げているとも報じています」(前出・芸能ライター)
ブログでは、お子さんとの楽しい夏の日々をつづっている釈。しかし、芸能活動については笑ってばかりもいられない状況にあったようだ。