TKOの木下隆行が所属事務所の後輩芸人のオジンオズボーン・篠宮暁に対して昨年末に暴力を振るっていたことを発売中の「週刊大衆」が報じている。
事の発端は事務所の先輩である、よゐこの濱口優と南明奈の結婚を事務所の後輩芸人たちで祝福するパーティーを木下主催で六本木のレストランで開催した際のこと。
パーティーは盛り上がってお開きとなり、木下は参加芸人から会費4000円を集金したというが、その様子を見ていた濱口はそれとは別にお祝いをもらっていたこともあり、稼いでいない後輩芸人に払わせるのは可哀想と思い、当日のパーティー代を濱口が全額負担する男気を見せたそう。そのため、後輩芸人たちは会費は戻ってくるものだと当然思っていたが、木下は「じゃあ、ヘリコプターのナイトクルージングをプレゼントしよう」と言い出し、その場では返金されることはなかったとのことだ。
しかし、半年たっても濱口にナイトクルージングをプレゼントした様子がなかったため、後輩を代表して篠宮が昨年12月に行われた事務所ライブ後に、この件について木下に問い質したところ、木下は激怒。
木下は栓を開ける前のペットボトルを2メートルもない近さから投げつけ、これが篠宮の左目にヒット。篠宮の左目はかなり腫れていたというが、木下は心配する様子もなく「これで許したるわ」と言い放ち、去っていたとのこと。さらにその翌日、木下は篠宮に電話をかけ「お前、二度と俺の前に現れるな。お前なんか、おもんないから芸人やめてまえ!!」と言い放ったというのがお笑い関係者から語られた全貌だが、事実ならばかなり極悪非道なものだ。
篠宮のツイッターを遡ると、1月には左目に眼帯を当てた写真を公開していることから、今回の報道にも信憑性を添えることになり「この人ならやりかねないよな」「暴力団とやってること一緒」「どうしようもないレベルのクズだな」「離婚したのも暴力が原因に思えてしまう」など、見事にドン引きしてしまったようだ。
「バラエティ番組ではクズエピソードが披露され、クズキャラが定着している木下ですが、世間も『木下ならやりかねない』というリアクションになってしまっています。ちなみに同パーティーに出席した、ますだおかだの増田英彦がブログでそのパーティーの集合写真をアップしています。その写真には濱口と木下を除くと17名の芸人が写っていますから、途中退席者や写真に写っていない人がいる可能性も鑑みると、少なくとも約70000円ほどが木下の懐に入ったという計算になります。木下クラスであれば、それを懐に入れる必要はないように思われますが、これが本当であれば残念ですね」(エンタメ誌ライター)
また、濱口のナイトクルージングについては以前、アマゾンプライムで配信されている『チハラトーク』で語られていたという。エンタメ誌ライターが続ける。
「6月26日の配信回で千原ジュニアがこのエピソードについて話していましたが、ジュニアが話していた内容では、濱口は実際にナイトクルージングをすることはできたようですが、木下からの頼みを受け、ある社長が無償でヘリを提供してあげていたとのこと。そのことを知った篠宮らが前述のお笑いライブのトークコーナーでネタにしたところ、木下は何か切り返し見せるでもなく、ただただ、暴露した後輩芸人たちに対してメンチを切り、ライブ終了後にブチ切れていたそうです。ジュニアも真相は分からないことを強調したうえで語っていましたし、具体的な暴行については触れられていませんでしたが、まさかそこまでのことになっていたとは…」
「週刊大衆」の記事によれば、所属事務所は木下がペットボトルを投げつけたことは事実としながらも「篠宮を狙ったわけではない。木下には事務所から注意し、当事者間で話して和解もしている」と回答している。
(権田力也)