ジャニーズ所属グループの頂点をひた走る「嵐」が10月9日、予告なしにYouTubeチャンネルを開設し、ジャニヲタたちを驚愕させている。翌日にはチャンネル登録者数が100万人を突破。人気モデルの本田翼が18日間かけて到達した大台にたった1日で達してしまい、ダントツの新記録を樹立した。
この快挙にファンからは喝さいが寄せられるほか、このYouTubeチャンネルに没頭してしまうことで仕事が手につかなくなるとの懸念すら聞こえてくるほどだ。その一方で「こういうのを視たいんじゃない!」との声も寄せられているという。
「嵐のチャンネルには現在、5本の動画がアップされており、それらはいずれも彼らの曲のMV(ミュージックビデオ)。欧米の音楽シーンではMVをYouTubeで無償公開するのが一般的であり、嵐もそれに倣った形ですが、ファンからは《物足りなさすぎる》との不満が続出しています。昨年に開設されたジャニーズJr.のチャンネルでは、ロケ番組や内輪トークなどバラエティ番組さながらの動画を日替わりで公開し、テレビだけでは見ることのできない魅力を発揮。それゆえ嵐のチャンネルでも同様のオリジナル動画を期待する声が多く、MVのみの現状には《こういうのが視たいんじゃない!》との不満も出ているようです」(芸能ライター)
もし嵐チャンネルが単なるMV置き場に過ぎないのであれば、いずれは登録者数の増加も収まるはず。一方で同様のチャンネルを開設する動きは他のジャニーズグループにも波及する可能性がある。それこそ関ジャニ∞やV6から、来年にデビュー予定のSixTONESやSnow Manまで、各グループがそれぞれのMV置き場を開設するかもしれないわけだ。
「それでもファンにとっては、やらないよりはマシなのでしょう。ジャニーズとしても《もうネットに後ろ向きではない》とのポーズを取れますし、お手軽さと実利の一石二鳥というところでしょうか」(前出・芸能ライター)
YouTube限定で視られる嵐のバラエティ番組。どうやらその期待が叶う可能性は小さいようだ。
(白根麻子)