タレントの木下優樹菜がトラブルを起こしていたタピオカ店のオーナー夫妻に対し、謝罪に出向いていたことが「週刊文春」の取材で明らかとなっている。
文春は11月9日、「“タピオカ店恫喝炎上”木下優樹菜 夫・フジモンと実母の3人で店長自宅へ謝罪に行ったが…」と題した記事を配信し、実の姉が勤務していたタピオカ店経営者へ恫喝めいたメッセージを送っていた騒動を巡って、猛省した木下が夫で芸人のFUJIWARA・フジモンと実母を引き連れて直接謝罪に向かったと報道。しかし、オーナー夫妻の自宅には店長の夫しか在宅しておらず、本人への謝罪は叶わぬまま他の場所で待機していた木下も帰宅する結果に終わってしまったという。
同メディアは現時点においても尚、木下は店長へ直接対面して謝罪ができていないと綴り、木下の知人の証言として、本人は「弁護士を通してでも謝罪をしたいとオーナー夫妻に訴え続けている」と現状を紹介。だが、一方で肝心の店長に取材を実施すると、「もうその件はいいんです。私がいない時に謝罪に来られたようなので、話は聞いていません。インターネットでの炎上後、自宅にフジモンさんやお母様がいらっしゃった以外には電話や連絡などは一切ありませんよ」という返答があったとのことで、木下が謝罪の機会を訴え続けているという先の証言とはやや食い違う内容となっている。
「“そっちの出方次第ではこっちも事務所総出でやります”などと意気込んでいた木下ですが、最後には“家族総出”で謝罪に出向くという結果になり、しかも不発に終わってしまったようです。この騒動は一部週刊誌やネットメディアのみが報じ、テレビのワイドショーはこぞってスルーを敢行していることから、余計に世間の反感を買っている印象で、今や何をやっても大ブーイングの嵐という状況。今回の家族総出の謝罪についても反省が故の行動であることは確かなのでしょうが、母親やフジモンを引き連れたことや、結局本人へ直接謝罪をするには至っていないという店長の証言もあり、ネットからは『そのあと会ってないのは、謝罪には行きましたという事実が欲しいだけ?』『本気で謝罪する気があるなら、大人なんだから丸腰で一人で誠意を持って行きなさいよ。良い歳して親まで利用してみっともない。ひとまず手紙を置いてくるとか、可能なら電話するとか』『謝罪したのではなく、謝罪をしに行っただけ。したいなら何回でも1人で行かないと』『形だけの謝罪では手遅れだと思うが?』などと非難轟々です。そもそも自宅住所が知られているような関係性の人間に“事務所総出でやります”と凄まれた店長は恐怖だったでしょうね…」(テレビ誌ライター)
世間の許しはおろか、店長本人からも未だに和解は得られていない様子の木下。一部報道によれば、国内でのバッシングに嫌気がさし、ハワイへ“逃亡”したとのまことしやかな目撃談もあるが、本人への謝罪を済ませていない状態での渡米だとすれば、さらなる炎上も不可避となってしまうだろう。
(木村慎吾)