9月15日深夜に放送されたバラエティ番組「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)に、ジャニーズ事務所の「Kis-My-Ft2」(キスマイ)から宮田俊哉、玉森裕太、二階堂高嗣の3人がゲスト出演。芸人と一緒に身体を張ったゲームに挑戦していたが、爪痕を残すまでには至らなかったようだ。
「この『ウチガヤ』には著名人が映画やドラマの宣伝で出演することも多く、ジャニーズからは木村拓哉が登場したことも。キスマイは9月16日発売の26thシングル『ENDLESS SUMMER』を宣伝していました。10カ月ぶりのシングルではデビューから26枚連続での1位奪取が至上命題となっており、PRできる機会はなんでも活用したいところでしょう」(テレビ誌ライター)
ウチガヤではこれまで、様々なジャニーズグループがインパクトを残すことに成功。直近では7月14日の放送にてSixTONESのジェシーが「熱湯水泳キャップ」に挑戦し、頭から熱湯を浴びてのたうち回るシーンが話題を呼んだものだ。
そして今回、キスマイが挑戦したのは「ローラースケートでヒラヒラ舞う1万円札キャッチ」というゲーム。芸人たちは慣れないローラースケートで派手にスッ転んでいたが、普段から履き慣れているキスマイは華麗なスケーティングを披露。しかし落ちてくる1万円札を割りばしでキャッチすることはできず、玉森、二階堂ともにこれといった見どころなく失敗していた。
「MCのヒロミや後藤輝基は二人のスケーティングを『速い!上手い!』と盛り上げていましたが、視聴者にしてみればローラースケートが上手いことなど当たり前の話。他の芸人たちが体を張りながら失敗していたのに対し、玉森と二階堂は1万円札を採り損ねただけという地味な絵になっていたのです。若手のSixTONESが文字通りに体を張っていたことを覚えている視聴者にとっては、なんとも消化不良のゲスト出演となっていましたね」(前出・テレビ誌ライター)
同ゲームの前には、跳ね上げたバケツを頭にスポッと被ってみせるゲームや、コーラを一気飲みしてゲップを我慢しながら歌うゲームも行われたが、キスマイはいずれも不参加。フワちゃんがゲップをガマンできない様子などに手を叩いて笑っていた。
「単なる傍観者を決め込むキスマイに、多くの視聴者が『SixTONESやSnow Manならバケツゲームくらいはチャレンジしたはず』と思ったことでしょう。昨年にはNHK紅白歌合戦に初出場したプライドがあるのかもしれませんが、世間から見ればキスマイもSixTONESも若手ジャニーズのくくりですからね」(前出・テレビ誌ライター)
せっかくのバラエティ出演も、ファン層の拡大に繋がったかどうかははなはだ疑問のようだ。
(白根麻子)