「ウォーキングは危険」と警鐘!理学療法士YouTuberが伝授する「一生歩けるメソッド」とは

 体力増進や健康づくりのためにウォーキングに励む人は多い。年1回以上の散歩・ウォーキング人口は4981万人に達する推計され(2022年、笹川スポーツ財団調べ)、とりわけ高齢者とってウォーキングは筋力維持やロコモティブシンドロームの改善に役立つとされている。

 そんな中、意外にも「ウォーキングは危険」と警鐘を鳴らすのは、110万人のチャンネル登録者数を誇る、理学療法士YouTuberの山内義弘氏だ。4月6日、自身のYouTubeチャンネルにおいて、その理由を明かした。

「例えば腰や膝を痛めたりすると、人は正しい歩き方を忘れちゃうんですよ。どこか関節を痛めた後は、正しい歩き方をもう1回インプットしないと、長く歩くと逆に体を壊してしまう」

 事実、山内氏を訪ねる患者の中には、定年後の夫と散歩やハイキングを始めたところ、奥さんが関節を痛めて来院するというパターンが非常に多いのだそうだ。

 むしろ、無理して歩いて体を痛めると逆に運動ができなくなるリスクがあるといい、それより安全で効果も絶大として「1万歩歩くよりスゴい片足立ち!一生自分の足で歩ける超簡単トレーニング」を紹介した。

 人間が歩くときは右足が着くと左足が浮き、左足を着けると右足が浮く、これを繰り返すことによって前に進む。つまり歩行は毎回片足立ちをしていることになる。だから片足立ちができない人は歩行能力が弱っていると山内氏は指摘するのだ。

 では、「一生自分の足で歩ける超簡単トレーニング」とはどういうものか? まずは片方の足を上げて10秒キープ。このとき上げるほうの足は膝が前に出ないようにかかとを90度上げる形に。反対の足でも10秒おこなう。もっとも、これは準備運動といったところで、メインのトレーニングはこれからだ。今度は両膝立ちになりからまず右膝を浮かして10秒。次に左膝を浮かせて10秒。

「立っておこなう片足立ちは、外側の大きな筋肉でバランスが取れるんですけど、膝立ちの片足立ちはお腹のインナーの筋肉がしっかり働かないとできないんですよ」

 収録では男女約10名がこのトレーニングにチャレンジしたが、膝立ちの片足立ちで10秒もった人は3名のみだった。

 ウォーキングを楽しむためにも、山内氏伝授の「膝立ちの片足立ち」に取り組んでみてはいかがだろうか。

(所ひで/YouTubeライター)

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