今年1月期放送のドラマ「アンナチュラル」(TBS系)で演じた、亡くなった恋人を一途に思い続けるクセの強い解剖医・中堂系役が評判となり、7月期ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)では、過去の失敗を教訓に穏やかで慎重な判断をモットーにするケースワーカー・半田明伸を好演し、人気を不動のものにした井浦新。10月13日公開の映画「止められるか、俺たちを」では、2012年10月にタクシーにはねられて亡くなった“カリスマ”若松孝二監督を演じることで、女性ファンだけでなく映画ファンからも熱視線が送られている。
「この状況に、井浦がARATAの芸名でモデル活動を主にしていた頃からのファンは心配を募らせているようです。理由の一つは“元祖・匂わせ女”とも言われる妻の存在。井浦の妻は第3次安倍第2次改造内閣で農水相を務めた山本有二議員の次女・あいさん。彼女は井浦と結婚前の交際中に、今で言う“匂わせ”をブログで発信し、2012年大河ドラマ『平清盛』(NHK)で井浦が崇徳上皇を演じた際にツイッターで質問を受け付けるイベントを開催すると、『崇徳様ステキ!』などと浮かれたツイートをいくつも投稿。現在はブログもツイッターも閉鎖していますが、彼女の存在はファンの間では今でも心配されているのだとか。もう一つの心配の種が、黄色い声援が増えると“引きこもりたくなる”井浦の癖。2002年7月公開の映画『ピンポン』で卓球が抜群に上手いメガネ男子高校生・スマイルを演じた時には、キャーキャー騒がれることを嫌い、表舞台から姿を消していた時期もあるため、ファンは現在の“井浦人気”にハラハラしているようです」(女性誌記者)
若松監督の告別式では「大好きでした」と弔辞を読み、晩年作品には常連として出演していた井浦。どんな若松監督を演じているのか楽しみだ。