女優の天海祐希が、天才脳外科医を演じている「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)の第6話が2月15日に放送され、平均視聴率は10.1%と発表された。前回は9.1%と初の1ケタ台に落ち込んだが、2ケタ台に戻した形だ。
今回の患者は、事故に巻き込まれて切断し、なくなっているはずの左腕の痛みを訴える元高校球児の原田(笠松将)。“もう1人の自分”の幻を見るドッペルゲンガーに苦しむ内科医の大澤。彼はかつて脳外科医を目指していたが、深山(天海)によって解雇されていた。そして、自分の左足が自分のものではないような不快感を覚え、切断してほしいと頼む木本(吉田美佳子)だ。
同ドラマは、第1話から「広瀬アリス演じる研修医の小机幸子のバカっぽさが悪目立ち」と批判されてきたが、今回はエレベーターに閉じ込められ、庫内で緊急手術を執り行う必要に迫られた深山をサポート。また、いつもはクールで「脳外科医に心の病は治せない」と明言し、患者とは距離を置いていた黒岩医師(椎名桔平)が“幻肢痛”に苦しむ原田を精神面からの支えを試みるなど、これまでにない一面を見せた。
「お茶の間の反応としては『深山先生のエレベーターでのオペ、動揺なしでテキパキしてカッコよかった。小机先生も頑張った』『野球部の仲間達が見舞いに来てくれたシーンは泣けました。黒岩医師、優しいね』など、感動のコメントが多かったです。一方で、深山が医師として活躍するシーンこそありましたが、脳外科医としてではなかったことが不満だった視聴者もいたようです」(テレビ誌ライター)
視聴者は、深山のトップナイフたらんスーパードクターぶりを期待しているようだ。