「片付けが本当に苦手!」という人はいませんか? 確かに、ごちゃごちゃしている家の中をいざ整理するとなると、億劫で仕方がなくなってしまいますよね。そんなとき、「やめる」ことが片付けの鍵になることをご存知ですか? 実はこの「やめる」ということは、片付け上手の人たちがよく述べていることなんです。
■「ちゃんとしなきゃ!」をやめてリバウンド回避
片付けの達人であるなぎまゆさんの著書「『ちゃんとしなきゃ!』をやめたら二度と散らからない部屋になりました 第1巻」(KADOKAWA刊)には、「ちゃんとしなきゃ!」をやめることで、散らからない部屋になったと書かれています。無理に整理してもすぐにリバウンドしてしまい、結局片付かない結果となってしまったというのです。この意識の持ち方は、“片付けが苦手な人”を脱却するための第一歩になるかもしれませんね。
■「死んだもの」のため込みをやめて「生きたもの」をGET
生活コーディネーターのきさいち登志子さんの著書「幸運が舞い込む 神さまに愛される魔法の片づけ」(PHP研究所刊)によれば、「ため込み」をやめることは空きスペースを確保するだけでなく、その“死んだもの”をため込んでいたところに “生きているもの”をどんどん取り入れることでもあるのだとか。これが実践できれば、そのスペースに幸運のアイテムが舞い込んでくることもあるそう。例えば、冷蔵庫のため込みをやめてメロン1個入るくらいのスペースをつくったら、「お土産にメロンをいただいた」という実話もあるそうです。
片付けが大の苦手という人は、自分の気付かないところで何か片付けとは相反する行動を“やって”しまっているのかもしれませんね。ぜひ、実践してみてください。