ちょっとした疲労をそのままにしておくと、集中力が低下したり体調が崩れやすくなったりして、仕事や家事の効率が下がってしまいます。そのため、疲れを溜め込むことなくこまめに調子を整える、次のような“スキマ時間のワンアクション”を持っておくと便利ですよ。
■目を閉じて頭皮マッサージ
仕事やスマホ利用などで目や脳を酷使した後は、眼精疲労や脳への血流不足が起こりがちです。そんなときは、目を閉じて情報を遮断し、両手を大きく開いて頭を包み込むように抑えましょう。そして、爪は立てずに指の腹で心地よい圧力をかけて頭皮を指圧し、少しずつ指を置く位置を変えて頭全体をマッサージ。凝りや疲れを感じる場合は、ゆっくりと円を描くように指を動かしてマッサージするのもよいでしょう。
■おやつで疲労回復に役立つ栄養素をチャージ
おやつには、チョコレートやナッツ類、ドライフルーツ、小魚、干し芋など、糖質と同時に代謝を高める栄養素を補給できるものを選びましょう。内臓に優しい冷た過ぎない飲み物を合わせて、ホッと一息できる時間にしてください。
■全身を伸ばして大きく深呼吸
姿勢が崩れていたり、体が縮こまったりしている場合は、全身を大きく伸ばして血流を促進させてください。その際は、大きく深呼吸しながら両手を上に伸ばし、つま先立ちになって行います。凝りを感じる場合は、肩や腰を大きく回してしなやかな状態に整えましょう。
疲れを感じたまま次の行動に移るのではなく、こまめにリセットすることで、疲労の蓄積を防ぎやすくなります。心と体を軽やかにするワンアクションとして、スキマ時間に実践してみてくださいね。
(Nao Kiyota)