白湯とは、水を沸騰させて不純物を取り除き、飲みやすい温度に冷ましたものをいいます。便秘やむくみの改善、代謝アップ、肌トラブルの予防改善やデトックス効果など、温かい白湯をゆっくり飲み、内臓を温めて血流促進させることで期待できるメリットはさまざまです。
そんな白湯を「日々の生活に取り入れたい!」と思ったら、次のような方法で作ってみましょう。しっかり沸騰させて不純物を取り除くと、口当たりもよく水本来の味を感じやすくなりますよ。
■本格的な白湯の作り方
ステンレス製のやかんや鍋、鉄瓶などにミネラルウォーターをたっぷり注ぎ、中火にかけます。やかんや鍋の蓋は閉めず、換気扇を回してしっかり換気しましょう。10分以上沸騰させて水の量が半分ほどに減ったら、火を止めて飲みやすい温度(50℃程度)まで冷まします。
沸騰させて水のかさが減るので、飲みたい量の倍を目安に作るのがよいでしょう。塩素が抜けると雑菌が繁殖しやすくなるため、再利用せず一度に飲み切るようにします。外出先で飲みたい場合は、保温が利く水筒で持ち出し、早めに飲み切ってください。水分の摂り過ぎはよくないため、一度に200ml程度、1日に1リットル以内を目安に取り入れましょう。
■時間がないときには……
「本格的な白湯を毎日作ることは難しい……」という場合は、電気ケトルで水を沸騰させたり、電子レンジで温めたりして手軽に作りましょう。温める余裕や冷ます時間がないときのために、常温の水を用意しておくのもオススメです。
じっくり沸騰させた“本格的”な白湯の味わい、ぜひ体験してみてくださいね。
(Nao Kiyota)