あなたは、どれくらいお金持ちになったら、何を手に入れたら“幸せ”を感じますか?
いくら稼いでも使う時間が皆無ではお金を使うことを楽しめませんし、手当たり次第にモノを買っても満足することはできないかもしれません。だからこそ、どう集めるかではなくどう使うかにフォーカスを当て、幸せのゴールに辿り着くための「お金の使い方」を考えてみてはいかがでしょうか。
■成長や学び、自分磨きにつながる体験に使う
無限のお金で好きなものを買い占めることができたとして、それを使って人生をどんなふうに楽しみたいかを考えなければ、使いこなせずに身の回りにモノが溢れてしまうだけ。その点、学びや成長につながる体験にお金を支払えば、人生が充実して見える世界も広がります。さらに、次の目標や興味に向かえば、自分にとって幸せなお金の使い道がどんどん明確になっていきますよ。
■時間を増やすための買い物をする
お金を増やすことだけに集中すると、活用することに人生を注ぐことができません。限られた時間の中で人生を楽しみ、なりたい自分に近付いていくためには、すべきことを効率よく進めて自分や大切な人との時間を捻出することも大切です。経費をかけることで自由な時間がグンと増えて人生を彩ることができるのであれば、家事の代行サービスや移動手段にお金をかけて時間をつくることも、有意義な買い物といえるでしょう。
■誰かの幸せのため、誰かと過ごす時間を充実させるために使う
自分が欲しいものを買うだけでなく、誰かの幸せや応援のためにお金を使うこともまた、幸せの種です。そのことで得られる人との関係性が、もっと大きな幸せになって自分に返ってくることも。自分のことだけを考える消費から相手の幸せを実現する消費へと広げていけば、得られるものも増えていきますよ。
自分に投資することも大切な幸せですし、誰かと一緒に楽しむことも誰かを応援することも幸せの一つです。“所有”することばかりにとらわれず、大切な時間や経験を増やして人生を彩ってくださいね。
(Nao Kiyota)